既存のパンとブランパンの境界線はなくなりました 内容量68g 糖質12.5g ブランのスイートチョコロール ローソン

約200日の年月を経てリニューアルしたブランドスイートチョコロールは、ミックス粉にイヌリン オオツファイバー 殺菌乳酸菌パウダーの3つを加えました

つまり今発売されている低糖質パンのミックス粉ですね

内容は糖質と脂質1gほど低下、ナトリウム100mgほど増えました

 

しかし食感は既存のパンで、中にある甘いチョコレートがなくてもパンだけで食べられるやわらかさでしたよ

おそらく3つの材料を追加して発売したのは、関係者が納得できる味になったんでしょうね

そしてそこまでくるためのさまざまな試行錯誤は、3つの材料を追加しただけではなく数え切れない回数があったはずです

材料を足したり増やしたり割合を減らしたり増やしたり、おそらく試して見限った材料もあったでしょう

 

材料が数個増えて栄養成分表示の数字も数gしかかわってないなら、大した改善ではないですよね?

 

しかし食べたら既存のパンと同等の甘さとやわらかさは、もうブランパンとの境界線がなくなりましたよ

それぐらいミックス粉のレベルが高いから小麦ふすまのにおいなく、チョコを使っても100g換算の糖質15g近くになりました

 

小麦を使っているから、もちろんまだまだ改善の位置を多く含めていますがね

リニューアル前のパンを食べていれば比較できなかった

大きく改善されたブラウンのスイートチョコロールを紹介

 

 

内容量68g 糖質12.5g ブランのスイートチョコロール ローソン

 

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製造 山崎製パン
店舗 ローソン
価格 150円

 

 

原材料名

 

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ミックス粉(植物性たん白、大豆粉、オーツファイバー、オーツブラン、米ぬか、イヌリン、シトラスファイバー、エリスリトール、殺菌乳酸菌パウダー)、ファットスプレッド、チョコレート、牛乳、植物油脂、卵、パン酵母、小麦粉、蜂蜜、ぶどう糖、発酵風味料、食塩、加工デンプン、糊料(増粘多糖類)、酢酸Na、乳化剤、香料、メタリン酸Na、酸化防止剤(V.E)、カロテノイド色素、(原材料の一部に乳成分、卵、小麦、オレンジ、大豆を含む)

 

 

リニューアル前のスイートチョコロールと比べてみると、ミックス粉の中にオオツファイバー イヌリン殺菌乳酸菌パウダーが追加されていますね

 

 

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これは鳥越成分のパンdeスマート ローソンオリジナルミックス粉を使用しているので、ミックス粉の中身を改善したからですね

 

ベースはこの数値をローソンオリジナルのはず

鳥越製粉 パンdeスマート

 

イヌリンは砂糖や小麦粉の代わりに利用

内容はカロリーが3分の1 脂肪が9分の1に低下します

多糖類で炭水化物だが水溶性食物繊維のため、吸収されにくく血糖値が上がりにくい特徴があります

なので糖質を控える食物繊維のイヌリンに注目したんでしょう

 

オーツファイバーはその名の通りオーツ麦の繊維

脱穀したもみがらは繊維質でデンプンが少ないため、利用したんでしょうね

 

殺菌乳酸菌パウダーは、イーストがなければ生きた乳酸菌を入れる必要はないからですね

パンの風味を改善する効果があります

 

おそらく原材料名に書かれてある材料はさまざまな分量で時にはなんらかの材料削った試行錯誤の結果、このミックス粉に落ち着いたんでしょう

リニューアルして新発売するのは関係者がうまいと感じたはずなら、期待できそうですね

 

栄養成分表示 68g

 

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熱量 235kcal
たんぱく質 9.2g
脂質 14.7g
糖質 12.5g
食物繊維 8.0g
ナトリウム 152mg

 

リニューアル前と比較すると、栄養成分表示の数字は脂質と糖質が1gほど減ってナトリウムは50mg上昇

前回は原則していなかったがソーラースケールで計測すると地味に71gあり、袋を3gと仮定して68gです

 

 

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チョコレートを使っても100g換算の糖質は、意外に高くないですね

食物繊維に置き換えた材料8gがなければ100g糖質20g以上のパンだからです

 

 

 

ふすまのにおいなし

 

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見た目は茶色っぽく原材料名を知ってるからふすまパンだと思うだけで、ふすまのにおいはありませんね

感触もやわらかいし、フワッとしてそう

 

 

チョコがなくても甘いパン

 

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中身にチョコレートは少なく、空洞に指1本ぐらい入るスペースに硬い板チョコのようなチョコレートが入っていました

カリカリ食感で、普通に甘い

 

それ以上に適度な密度を保った断層が甘くやらかく、チョコレートなしでも食べられるパンでしたよ

なのでチョコレートなしでもブランの味を感じませんね

 

低糖質なブランパンを食べるときにやはり普通の人が1番抵抗になるのは、ふすまのにおいでしょう

 

ブラン=ふすま=外皮

英語のブランが日本語のふすまです

 

なのでそのにおいを既存パンの食感に近づけるため、思いついた材料を足したり引いたり消したりしてさまざまなレシピを試したんでしょうね

中には散々試して、使用しなくなった材料もあると思いますよ

食感を上げて地味に糖質と脂質を1gほど下げているのは、開発関係者が想像以上の試行回数をこなしているはずです

 

なのでブランパン単体だけでも甘くやわらかく内容量ありにおいなし、非常に食べやすいパンに仕上がっていました

土日は既存のパンを食べまくっている感想から、ブランパンと既存パンの境目はほぼなくなっていますよ

 

 

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小麦粉を使っているから、まだまだ糖質を下げる余地は十分ありますからね

たかが3つの材料を追加して、糖質と脂質1gほど下げたと侮るなかれ

食感は既存のパン いちど食べると納得する味ですよ